災害時、あなたも助けられる！ 茅ヶ崎市の避難行動要支援者支援制度

茅ヶ崎市では、地震や台風などの災害時に、自ら避難が困難な方を支援する「避難行動要支援者支援制度」を運用しています。この制度は、避難行動要支援者名簿と個別避難計画を作成し、本人同意の上で消防機関、警察、自治会など関係者に情報を提供することで、避難支援や安否確認を円滑に行うことを目的としています。

避難行動要支援者とは、身体・知的障がい者、要支援以上の介護保険認定者などです（長期入院・施設入所者は除く）。関係者は災害時に安否確認や避難支援に協力しますが、法的な責任や義務は負いません。また、支援が必ず受けられる保証はありません。

名簿には氏名、住所、支援が必要な理由などが記載され、個別避難計画には避難時の配慮事項、避難経路、協力者情報などが含まれます。名簿への登録は本人の同意が必要です。同意確認書への記入・提出が求められ、変更があれば再提出が必要です。

個別避難計画の作成は市職員やケアマネジャーなどが行い、軽微な変更は本人または家族が市に提出します。個人情報は災害対策基本法に基づき厳重に管理されます。

制度に関する問い合わせは、防災対策課、障がい福祉課、高齢福祉課まで。

この制度は、災害時におけるスムーズな避難支援と安否確認を目的としており、地域住民の協力が不可欠です。