南相馬市、下水道事業の未来を民間と共創！ウォーターPPP導入に向けた意見募集

南相馬市は、人口減少や老朽化施設の増加など、下水道事業を取り巻く厳しい状況を改善するため、民間活力の導入を検討しています。 具体的には、内閣府が推進する新たな官民連携方式「ウォーターPPP」の導入可能性調査として、マーケットサウンディング調査を実施します。

この調査は、ウォーターPPP導入に向けた事業範囲やスキーム検討のための参考資料とするものであり、回答は任意です。回答内容が今後の事業者選定に影響することはありません。

ウォーターPPPは、「コンセッション方式」と「管理・更新一体マネジメント方式」を指し、特に後者では長期契約、性能発注、維持管理と更新の一体マネジメント、プロフィットシェアの4要件が求められます。令和9年度以降の汚水管改築交付金の要件にもなっているため、南相馬市は交付金活用のためにも導入を検討しています。

調査はアンケート形式で行われ、民間事業者の参入意欲や課題などを把握します。アンケートへの回答期限は令和7年10月31日（金）17時までです。詳細な調査要領やアンケート用紙は、南相馬市が委託した株式会社NJS仙台事務所のウェブサイトで確認できます。