山口県 周防大島町 公開日: 2025年09月24日
周防大島町中学校統合、令和16年4月へ延期決定!~保護者アンケートと生徒数見込みを踏まえた新たな方針~
周防大島町教育委員会は、町内中学校の統合方針を改定し、第2段階統合(大島中学校と周防大島中学校の統合)を令和10年4月から令和16年4月に延期することを発表しました。
これは、令和3年4月に久賀中、東和中、安下庄中の3校を統合して開校した周防大島中学校に、大島中学校を統合する計画の延期です。
当初の統合計画は、生徒数減少を理由としていましたが、最新の推計では、令和12年度には1学年20名未満にはならない見込みです。
さらに、令和6年12月に実施された保護者・教職員・児童へのアンケート調査で、大島中学校区の保護者の約73.6%が統合時期の延期または統合反対を表明しました。
これらの結果を受け、教育委員会は保護者の理解と納得が得られていない現状を踏まえ、統合時期の延期を決定しました。
新たな統合方針では、令和16年4月を目標としながらも、社会情勢の変化や保護者・地域の声に十分配慮し、町民や保護者の理解と信頼を得ながら統合を進めていくとしています。 詳細については、教育委員会が公開している資料(PDFファイル)を参照ください。
これは、令和3年4月に久賀中、東和中、安下庄中の3校を統合して開校した周防大島中学校に、大島中学校を統合する計画の延期です。
当初の統合計画は、生徒数減少を理由としていましたが、最新の推計では、令和12年度には1学年20名未満にはならない見込みです。
さらに、令和6年12月に実施された保護者・教職員・児童へのアンケート調査で、大島中学校区の保護者の約73.6%が統合時期の延期または統合反対を表明しました。
これらの結果を受け、教育委員会は保護者の理解と納得が得られていない現状を踏まえ、統合時期の延期を決定しました。
新たな統合方針では、令和16年4月を目標としながらも、社会情勢の変化や保護者・地域の声に十分配慮し、町民や保護者の理解と信頼を得ながら統合を進めていくとしています。 詳細については、教育委員会が公開している資料(PDFファイル)を参照ください。

周防大島町教育委員会の発表、拝見しました。生徒数減少への懸念は理解できますが、保護者の意見を丁寧に汲み取り、統合時期を延期されたことは、民主的な意思決定のプロセスとして評価できますね。ただ、令和16年4月という新たな目標年次は、あくまで暫定的なものであり、継続的な対話と柔軟な対応が求められると感じます。計画の進捗状況や、保護者の方々の意見反映の具体的な方法について、透明性のある情報公開が重要だと思います。
そうですね。教育委員会の対応は、確かに慎重で丁寧な姿勢が見られますね。当初の計画通りに進めるのではなく、保護者の皆様の声を真摯に受け止め、延期を決断されたことは、大変重要だと思います。特に、7割を超える保護者の方々が延期または反対を表明されたというアンケート結果を踏まえた判断は、行政として当然の対応と言えるでしょう。今後の課題は、令和16年4月という目標達成に向けて、保護者の皆様との信頼関係を築き、納得のいく統合を実現することですね。そのためには、継続的な情報提供と、忌憚のない意見交換の場を設けることが不可欠だと思います。
