古代大宰府の謎を解き明かす！前畑遺跡国史跡指定記念トークセッション開催！

令和7年11月3日（月・祝）、筑紫野市で「国史跡指定記念 古代史トークセッションin筑紫野 歴史探鼎談 ～朝まで語りたい前畑遺跡～」が開催されます。 前畑遺跡は、500m以上にも及ぶ土塁状遺構を持つ古代遺跡で、令和7年3月10日に国史跡に指定されました。この遺跡は、大宰府周辺の古代史の認識を大きく変える重要な発見であり、古代大宰府の外郭線を構成していたと考えられています。

本トークセッションでは、筑紫野市歴史博物館長 小鹿野亮氏による調査報告、岡山理科大学名誉教授 亀田修一氏、東京大学名誉教授 佐藤信氏による特別講演が行われます。さらに、3名によるクロストーク（鼎談）も予定されており、前畑遺跡の価値や東アジアにおける位置づけ、古代大宰府との関係性などが分かりやすく解説されます。

会場は生涯学習センター さんあいホール（入場無料）、定員は先着300名（事前申込制）です。申込は10月8日9時より、筑紫野市歴史博物館窓口・電話、またはインターネットで受け付けます。 現在、筑紫野市歴史博物館では、「国史跡指定記念ロビー展」も開催中で、前畑遺跡の土塁状遺構の価値や古代の土木技術を紹介しています。