SNS広告に潜む罠！「有名メーカー共同開発」の高性能商品に騙されない方法

最近、SNS広告で「国内有名メーカーと有名大学が共同開発」と謳い、驚異的な性能を誇る商品が低価格で販売されている事例が増えています。しかし、消費生活センターには、実際には粗悪品が届いた、広告と異なる商品だった、といった苦情が多数寄せられています。

広島県消費生活センターによると、扇風機型サーキュレーターを例に、「1秒で室温を下げる」といった非現実的な宣伝文句で消費者を誘導し、実際には粗悪な商品が届くケースが報告されています。 メーカーや大学も共同開発の事実を否定しており、広告内容は完全に虚偽です。

このような悪質広告を見破るには、以下の点に注意しましょう。

* **日本語の表記がおかしい、または不自然な表現があるか？**
* **類似商品と比べて価格が極端に安いのか？**
* **常識を超えた高性能を謳っているか？**
* **支払方法が限定されているか？振込先が個人名ではないか？**
* **キャンセル・返品・返金ルールが明記されていないか？**
* **事業者の名称、住所、電話番号が明確に記載されているか？**

これらの点に心当たりがあれば、詐欺サイトの可能性が高いです。購入前に、メーカーの公式サイトなどで商品情報を確認し、信頼できるサイトかどうか慎重に判断することが重要です。

少しでも「おかしい」「困った」と感じたら、最寄りの消費生活相談窓口に相談しましょう。 安易な広告に惑わされず、賢く買い物をする習慣を身につけましょう。