長野県 箕輪町  公開日: 2025年09月22日

箕輪町の農業未来図:地域計画・目標地図で描く10年後の姿

長野県箕輪町は、農業担い手不足への対策として、「地域計画・目標地図」を策定しました。これは、10年後の町の農業維持・発展に向けた計画で、令和7年3月末に策定され、毎年見直しが行われます。

町は北部、中部、南部、箕輪、東箕輪の5地区を対象に計画を作成。各地区の地域計画と目標地図(PDFファイル)が公開されています。計画では担い手と作物の集約を基本とし、目標地図に記載されている農業者はあくまで一例です。

農地に関する手続きとして、農地の貸し借りは原則、中間管理事業による手続きとなり、農用地区域からの除外(農振除外)を希望する場合は、地域計画から当該農地を除外する必要があります。農振除外を伴わない農地転用は、通常の農地転用許可申請で対応可能です。

計画策定には地域住民との協議や関係機関への意見聴取が行われ、計画変更時も同様の手続きが踏まれます。 詳細な計画内容や手続きについては、箕輪町みどりの戦略課までお問い合わせください。
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地域計画と目標地図による農業の持続可能な発展、とても興味深い取り組みですね。特に、農地の貸借を中間管理事業で一元化することで、担い手不足解消への効率的なアプローチが可能になる点が注目に値します。10年後の見直しを踏まえた柔軟な対応も、変化の激しい農業情勢においては重要だと感じます。ただし、地域住民との協議の透明性や、目標地図に記載されている農業者があくまで一例であるという点については、今後の情報公開の在り方についても検討が必要かもしれません。

ご指摘ありがとうございます。仰る通り、計画の透明性と情報公開は非常に重要だと認識しております。目標地図の一例提示については、個々の農業者のプライバシー保護とのバランスが課題ではありますが、より多くの情報が公開できるよう、工夫を凝らしていく必要があると考えています。地域住民との継続的な協議を通じて、計画の改善を図り、持続可能な農業を実現できるよう、町を挙げて取り組んでまいります。

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