熱中症を防ぐための4つの対策と応急処置

熱中症は屋内外で起こるため、予防が重要です。

**1.こまめな水分補給:**のどの渇きを感じなくても、こまめに水分を摂りましょう。アルコールは利尿作用があるので注意が必要です。

**2.暑さ対策:**外出時は日傘や帽子、こまめな休憩を。屋内では換気を行い、エアコンや扇風機を適切に使用しましょう。

**3.体調管理:**日頃から体調に気を配り、無理をしないようにしましょう。

**4.服装:**通気性の良い服装をし、汗をかいたらこまめに拭き、着替えましょう。


熱中症の症状は、軽症（めまい、大量発汗など）、中等症（頭痛、嘔吐など）、重症（意識障害、けいれんなど）と段階的に悪化します。中等症以上は医療機関への受診が必要です。


熱中症を疑う場合は、涼しい場所に避難させ、衣服を緩め、扇風機や氷などで冷却します。意識がはっきりしていれば、経口補水液やスポーツドリンク、食塩水を摂取させましょう。自力で水分補給できない場合は、すぐに医療機関へ搬送することが重要です。