広島平和大使派遣事業：未来を担う子どもたちが学んだ、平和の尊さと悲劇

令和7年8月5日から7日にかけて、「ピーストレイン平和大使広島派遣事業」が実施されました。小学6年生と中学2年生計6名からなる平和大使は、3日間で広島の平和学習プログラムに参加しました。

初日は、「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子さんの幼馴染である川野登美子様と交流し、折り鶴を作成し、千羽鶴を献納しました。平和記念資料館の見学では、被爆の悲惨さを改めて認識し、未来への語り継ぎの重要性を痛感しました。

2日目は、平和記念式典への参列、本川小学校平和資料館の見学、ホノルル市の高校生との交流、灯ろう流しなどを行いました。式典での平和宣言や、高校生との意見交換を通して、平和への願いは世界共通であることを実感しました。

最終日は、「第1回全国平和学習の集い」に参加し、被爆者からの講話やディスカッションを通して、平和の実現に向けた具体的な方法について考えました。

3日間のプログラムを通して、平和大使たちは戦争の悲惨さと平和の尊さを深く学び、一人ひとりが平和について考え、行動する重要性を再認識しました。 被爆から80年を迎える広島で、未来を担う子どもたちが平和への強い意志を育んだ貴重な体験となりました。