福岡県 福岡市  公開日: 2025年09月19日

福岡の水道料金、その内訳を徹底解説!令和6年度決算データから読み解く

福岡地区水道企業団の令和6年度決算(消費税抜き)によると、1立方メートルの水道水の給水原価は175円でした。これは前年度と比較して3円減少しています。

内訳を見てみると、原水を貯める費用(18円)、取水費用(5円)、浄水費用(29円)、福岡地区水道企業団等からの受水費用(38円)、事業全般費用(11円)、送水費用(64円)、料金徴収・検針費用(10円)となっています。

各費用の令和2年度から令和6年度までの推移を見ると、浄水費用と事業全般費用がわずかに増加していますが、その他の費用はほぼ横ばいもしくは減少傾向にあります。特に、料金徴収・検針費用は前年度より3円減少し、全体的なコスト削減に貢献しています。


全体として、水道料金は安定しており、前年度と比較して3円の減少が見られました。各費用項目の推移を詳しく見ると、水道事業の効率化やコスト管理の状況を把握することができます。
ユーザー

水道料金の原価内訳を拝見して、特に料金徴収・検針費用の削減に成功されている点が興味深いです。デジタル化の進展による効率化が貢献しているのでしょうか? 全体的なコスト削減努力が、安定した水道料金に繋がっているのは素晴らしいですね。今後の更なる効率化に向けた取り組みにも期待しています。

鋭いご指摘ありがとうございます。おっしゃる通り、検針業務のデジタル化やシステム改善による効率化が、費用削減に大きく貢献しています。他にも、老朽管の更新による漏水量の減少など、地道な努力を積み重ねています。安定供給と料金抑制のため、今後も様々な取り組みを継続していきますので、ご理解いただければ幸いです。

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