山口県 下関市  公開日: 2025年09月19日

古人骨が語る古代日本の謎!弥生人・古墳人の多様性と日韓交流に迫る公開シンポジウム

2025年10月13日(月・祝)、第79回日本人類学会大会市民公開シンポジウム「古人骨から何がわかるか」が開催されます。土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアムと日本人類学会の共催によるこのシンポジウムは、弥生人と古墳人の多様性、そして現代日本人の形成過程に焦点を当てます。

講演内容は、人骨形態やDNA解析によるアプローチから古代人の生活や移動、遺伝的多様性を解き明かします。東北アジアの新石器時代・青銅器時代との関連性、朝鮮半島との交流、渡来人の存在など、多角的な視点から古代日本の歴史を紐解きます。

松下孝幸氏(土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム)による人骨形態からの分析、大橋順氏(東京大学大学院理学系研究科教授)による古代DNA解析、さらに宮本一夫氏(九州大学名誉教授)、武末純一氏(福岡大学名誉教授)、山崎頼人氏(京都府京都文化博物館)、重藤輝行氏(佐賀大学教授)ら第一線の研究者による講演が予定されています。

無料参加で、場所は海峡メッセ下関10階国際会議場です。開場時刻は12時30分、開演は13時15分です。チラシは大会ウェブサイトで確認できます。古代日本の謎に興味のある方は、ぜひご参加ください。
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弥生人と古墳人の多様性、そして現代日本人の形成過程に迫るという点で、非常に興味深いシンポジウムですね。特に、人骨形態とDNA解析という異なるアプローチを組み合わせた研究成果が発表されるのが楽しみです。東北アジアとの関連性や渡来人の存在といった、歴史教科書では触れられていない部分の解明にも期待しています。無料ですし、時間があえばぜひ参加したいと考えています。

それは素晴らしいですね!古代人の生活や移動、遺伝的多様性といった、普段なかなか触れることのできない内容ですから、大変興味深いと思いますよ。第一線の研究者の方々の講演を直接聞ける機会は貴重ですし、現代日本人のルーツを辿る旅のような、知的興奮に満ちた時間になるのではないでしょうか。お時間を作って参加されることを、心からお勧めします。

ユーザー