宮崎県  公開日: 2025年09月19日

宮崎県半導体産業活性化の取り組み:人材育成からサプライチェーン強化まで

令和7年度、宮崎県は半導体関連産業の振興のため、「みやざき半導体人材育成等コンソーシアム」を運営しました。73機関(令和7年9月3日現在)が参加するこのコンソーシアムは、半導体人材の育成・確保、会員企業間の取引拡大・サプライチェーン強化、情報交換などを目的としています。

令和7年度の主な活動として、7月には第1回総会を開催し、令和7年度の活動計画を報告、半導体産業の最新動向に関する講演会、会員企業による事業紹介、情報交換会を実施しました。 講演会では、電子デバイス産業新聞編集長 稲葉雅巳氏による基調講演や、九州経済産業局情報政策課総括補佐 鉾屋一敏氏による九州半導体人材育成等コンソーシアムの取組状況についての講演が行われました。

8月には、県内高校教諭を対象とした半導体工場見学と講演会を開催し、半導体産業への理解促進を図りました。 ラピスセミコンダクタ株式会社宮崎第二工場の見学と、宮崎大学副学長淡野公一教授による講演が行われました。

コンソーシアムは、宮崎大学の福山敦彦氏を会長、ラピスセミコンダクタ(株)宮崎工場の木村偉作夫氏を副会長として、宮崎県商工観光労働部企業振興課先端技術産業推進室が事務局を務めています。
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宮崎県における半導体産業振興の取り組み、特に「みやざき半導体人材育成等コンソーシアム」の活動内容を拝見しました。産学官連携による人材育成やサプライチェーン強化への積極的な姿勢は、地域経済活性化に繋がる重要な一歩だと感じます。特に高校教諭への工場見学や講演会は、次世代を担う人材育成という観点からも非常に効果的ですね。今後の更なる発展に期待しております。

ありがとうございます。ご指摘の通り、次世代育成は重要な課題と考えており、高校生の段階から半導体産業への関心を高めていく取り組みは、コンソーシアムの活動の中でも特に力を入れている部分です。若い世代の皆さんの知的な関心と活力が、宮崎の半導体産業を更に発展させる原動力となるでしょう。ご意見を参考に、より効果的な活動展開に努めてまいります。

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