瀬戸市で始まる！プラスチック循環の未来を変える実証実験

愛知県瀬戸市で、使用済みプラスチックの循環利用に向けた実証実験がスタートします。これは、「あいちサーキュラーエコノミー推進プロジェクトチーム」によるもので、県内初となります。

リコーが開発したセンサーを用いて、日東工業とリンナイがプラスチックを分別。宮崎がミルクラン方式で回収・運搬し、三陽化学が再生原料を製造、愛知プラスチックス工業が再生ポリ袋を生産するという流れです。瀬戸市は、再生ポリ袋の活用方法を検討し、市民の環境意識向上に繋げます。

この実証実験では、デジタル技術を活用した効率的な分別・回収、CO2排出量削減、廃棄物発生量削減を目指します。実験結果を基に、来年度の事業化を目指し、排出事業者の参画も広く募る予定です。 瀬戸市での再生ポリ袋活用は、地域清掃活動などへの活用が検討されています。 本プロジェクトは、従来の3Rに加え、資源の有効活用による付加価値創造を目指すサーキュラーエコノミーの推進に大きく貢献するものです。