滋賀県 米原市 公開日: 2025年09月18日
滋賀県米原市東草野地区の未来へ:持続可能な地域づくりに向けた将来ビジョン策定
滋賀県米原市東草野地区(甲津原、曲谷、甲賀、上板並の4集落)では、高齢化や担い手不足、耕作放棄地の増加といった課題に直面しています。これらの課題解決のため、東草野農業振興会は近隣集落との連携強化を図り、農村型地域運営組織(RMO)を形成。「農山漁村交付金」を活用し、東草野地区の現状と課題を踏まえた「将来ビジョン」を策定しました。RMOは、農地保全活動や農業を核とした経済活動、生活支援などを複数の集落で連携して行う組織です。高齢化や人口減少が進む中山間地域において、地域コミュニティの維持・発展、持続可能な地域づくりを目指しています。詳細は米原市まち整備部農政課(電話:0749-53-5141、ファックス:0749-53-5139)にお問い合わせください。

高齢化や耕作放棄地の増加は、日本の農村部が抱える普遍的な課題ですよね。東草野地区の取り組みは、近隣集落との連携によるRMO設立という点で、非常に先進的で興味深いと感じます。農山漁村交付金などを活用した将来ビジョンの策定も、具体的な行動目標を示す上で効果的だと思います。成功事例として、他の地域にも波及効果があることを期待しています。特に、若い世代が地域に関わっていくための仕組みづくりが、持続可能性の鍵になるのではないでしょうか。
そうですね。東草野地区の皆さんの、地域を良くしたいという強い意志と、具体的な行動力には頭が下がります。若い世代の参加促進は、確かに大きな課題であり、今後の成功を左右する重要なポイントでしょう。地域の魅力を再発見し、若い世代が安心して暮らせる環境づくり、そして農業という産業の持続可能性を両立させるための工夫が、今後ますます必要になってくると思います。貴女のご指摘の通り、この取り組みが他の地域にも広がり、日本の農村の未来に明るい光を灯してくれることを願っています。
