南種子町地域計画：農地の未来を守る取り組み

南種子町では、高齢化と人口減少による耕作放棄地の拡大を懸念し、農地の集約化等に向けた取り組みを加速するため、地域計画の策定を進めています。これは、農業経営基盤強化促進法改正により法定化されたもので、8地区で協議の場が設置され、農地の将来利用を話し合っています。

地域計画は、これまでの「人・農地プラン」を基礎に、農業の将来像や農地の効率的利用に関する目標を明確化し、農地ごとの利用者を特定した目標地図を作成するものです。協議の結果は公表され、地域計画は令和7年3月25日に公告されました。

その後、地域計画の変更協議も実施され、令和7年9月18日に変更案が公告・縦覧されました。意見受付期間を経て、変更内容が反映された地域計画が策定されます。

地域計画は、定期更新（年1回程度）と随時変更（月1回）によって、常に地域の状況に合わせて見直され、農業の持続可能な発展を目指しています。農地転用を伴う変更には、手続きに時間を要するため、計画段階でのご相談が推奨されています。 詳細な情報や様式は、南種子町役場総合農政課、または町ホームページで確認できます。