NHK朝ドラで話題！日本の看護の先駆者・大関和の生涯

2026年春から放送予定のNHK連続テレビ小説「風、薫る」は、大田原市出身のトレインドナース、大関和と鈴木雅をモチーフにしたバディドラマです。主人公の一人「一ノ瀬りん」役には見上愛さんが決定。

大関和（1858-1932）は、幕末期に黒羽で生まれた日本の看護界の先駆者。桜井女学校附属看護婦養成所第一期生として卒業後、帝国大学医科大学第一医院などで勤務。感染症対策や公衆衛生の普及に尽力し、『派出看護婦心得』『実地看護法』などの著書も出版しました。看護師の育成にも力を注ぎ、大関看護婦会を設立するなど、日本の看護の発展に大きく貢献しました。

大関和の功績を伝える広報記事が「広報おおたわら」で連載中。また、「風、薫る」の原案著者である田中ひかるさんの講演会も開催予定です。詳細については、大田原市文化振興課黒羽芭蕉の館にお問い合わせください。