新潟県 新潟市 公開日: 2025年09月17日
新潟市における下水道管路緊急調査:道路陥没リスク低減に向けた取り組み
埼玉県八潮市の道路陥没を受け、新潟市では国土交通省の要請に基づき、全国特別重点調査を実施しました。調査対象は、内径2m以上で1994年度以前に設置・改築された約35kmの管路です。そのうち、優先調査対象0.82kmについて、目視やテレビカメラによる管路調査、空洞探査車による路面下調査を行いました。
調査の結果、下水道管の腐食や浸入水が確認され、2箇所の空洞が発見されました。しかし、これらの空洞は地盤面から深く、現時点では大規模な道路陥没の危険性は低いと判断されています。
緊急度1の路線は来年度に改築、緊急度2の路線は5年以内に計画的対策を実施します。空洞が確認された2箇所は10月末までに管内補修、その後空洞復旧工事を予定しています。
今後、未調査区間や優先調査対象外の調査も継続します。
調査の結果、下水道管の腐食や浸入水が確認され、2箇所の空洞が発見されました。しかし、これらの空洞は地盤面から深く、現時点では大規模な道路陥没の危険性は低いと判断されています。
緊急度1の路線は来年度に改築、緊急度2の路線は5年以内に計画的対策を実施します。空洞が確認された2箇所は10月末までに管内補修、その後空洞復旧工事を予定しています。
今後、未調査区間や優先調査対象外の調査も継続します。

八潮市の陥没事故を受けての迅速な対応、そして調査結果の公表、ありがとうございます。専門的な調査によって、現状の危険度が低いと判断されたことは安心材料ですね。しかし、老朽化したインフラの課題は、今回の調査結果からも明らかです。予防保全の観点から、調査範囲の拡大や、更なる技術革新による効率的な点検方法の開発なども検討していく必要があるのではないでしょうか。特に、目視やカメラ調査だけでは限界がある部分もあると思うので、AIを活用した画像解析技術などの導入も有効かもしれませんね。
ご指摘の通りです。八潮市の事故を教訓に、老朽化対策は喫緊の課題だと認識しています。ご提案いただいたAIを活用した画像解析技術なども含め、より効率的で精度の高い調査方法の導入を積極的に検討していきます。今回の調査はあくまで第一段階であり、今後も継続的な調査と、必要に応じた対策を講じていくことで、市民の安全・安心を確保していく所存です。貴重なご意見、誠にありがとうございました。
