秋田県下水道管路緊急調査：陥没リスクは低いと判明

2025年1月発生した埼玉県八潮市の道路陥没事故を受け、国土交通省は全国の下水道管路緊急調査を要請。秋田県も、管径2m以上で昭和61年以前に設置された管路を対象に調査を実施しました。

特に緊急性の高い優先実施箇所（約1.5km）では、夏までに調査が完了。その結果、原則1年以内に対策が必要な緊急度Iの箇所はゼロ。応急措置後5年以内に対策が必要な緊急度IIの箇所は約1.0km確認されましたが、空洞は確認されませんでした。

緊急度II箇所については、5年以内に対策を完了予定。優先実施箇所以外の約3.4kmについても、令和8年2月までに調査完了予定です。秋田県における下水道管路の大規模陥没リスクは低いと判断できます。