児童手当の申請から受給まで徹底解説！疑問を解消します

児童手当は、18歳に達するまでの子どもの養育者を支援する制度です。支給額は子どもの年齢と順位によって異なり、3歳未満の第1子・第2子は月額15,000円、第3子以降は30,000円です。3歳～18歳までは、第1子・第2子が月額10,000円、第3子以降は30,000円となります。

支給対象は国内在住の児童で、里親や施設の場合も該当します。海外在住の児童は原則対象外ですが、一定条件の留学は除かれます。複数監護者いる場合は、児童と同居者に支給されます。

申請は、お子さんの誕生や転入時などに現住所の市町村（公務員は勤務先）へ「認定請求書」を提出します。必要な書類は申請先へ確認が必要です。支給は原則として年6回、前月分が支給されます。申請が遅れると支給が遅れる場合があるので注意が必要です。

子どもの状況変更（出生、転出・転入、公務員になるなど）があった場合も、速やかに市町村へ届け出が必要です。手続きの遅れは支給に影響します。

毎年6月1日時点での状況を確認する「現況届」は、原則不要ですが、配偶者からの暴力被害者、戸籍のない児童の養育者など、一部の方は提出が必要です。提出がないと支給が停止される可能性があるので注意が必要です。