病気療養で予防接種を受けられなかった方へ：年齢制限を超えて接種できる制度をご存知ですか？

長期療養で定期予防接種を受けられなかった方は、一定の条件を満たせば、対象年齢を過ぎても接種できます。対象となるのは、重症複合免疫不全症など免疫機能に支障をきたす重篤な疾患、臓器移植後の免疫抑制治療を受けている方などです。

具体的には、主治医の診断書と申請書を提出する必要があります。申請は、居住地の健康福祉課（例：有田町健康福祉課）で行い、特例措置の承認後、指定医療機関で接種を受けられます。

ただし、特別な事情がなくなった日から2年以内（高齢者の肺炎球菌や帯状疱疹は1年以内）に接種する必要があります。また、五種混合、四種混合、BCG、Hib、小児用肺炎球菌ワクチンには年齢制限があります。

詳細な対象疾患や申請方法は、該当自治体のホームページで確認するか、健康福祉課へお問い合わせください。必要な書類（該当理由書、申請書）もホームページからダウンロードできます。