熊本県では、新型コロナウイルス感染症の経験を踏まえ、国民の生命と健康を守るため、感染症法に基づく医療措置協定の締結を医療機関に呼びかけています。

この協定は、病院、診療所、薬局、訪問看護事業所の４つの医療機関を対象とし、新興感染症発生時の対応を強化するためのものです。

主な協定内容は、(1)感染症患者の病床確保、(2)発熱外来の設置、(3)自宅療養者への医療提供、(4)他の患者の受け入れ体制の確保、(5)医療人材の派遣、(6)個人防護具の備蓄などです。

協定を締結する医療機関は、「第一種協定指定医療機関」（病床確保）または「第二種協定指定医療機関」（発熱外来または自宅療養者への医療提供）に指定されます。指定要件は熊本県が公開している資料で確認できます。

既に協定を締結した医療機関の一覧は、熊本県のウェブサイトで確認可能です。協定への参加を希望する医療機関は、ウェブサイトから意向調査に回答してください。

協定内容の変更や解約を希望する場合は、1ヶ月前までに申請が必要です。詳細は、熊本県健康福祉部健康危機管理課（電話：096-333-2239）までお問い合わせください。


熊本県は、この協定を通して、地域住民の安全と安心を確保するための医療体制強化を目指しています。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。