愛知県の障害者インターンシップ：未来を拓く、7名の挑戦

愛知県では、2006年度から「県の機関における障害者インターンシップ事業」を実施しています。特別支援学校の生徒が県庁各部署で実習を行い、職業生活の基本的な知識や習慣を習得するとともに、県職員の障害者理解を深めることを目的としています。

今年度は、7名の生徒が労働局、県民文化局、建設局の4部署でインターンシップに参加します。実習期間は3日間、2日間、1日間と様々で、図書館業務の補助や事務補助、職業能力開発に関する業務など、部署ごとに異なる内容となっています。

参加校は県立安城特別支援学校、国立愛知教育大学附属特別支援学校、県立一宮聾学校、県立名古屋聾学校、県立一宮特別支援学校です。 過去10年間の実施状況を見ると、参加人数や所属部署は年によって変動していますが、継続的に事業が行われていることがわかります。

このインターンシップは、障害のある生徒の社会参加を促進し、県職員の意識改革を促す、双方にとって有益な取り組みです。 愛知県の積極的な姿勢は、他の自治体にとっても参考となるでしょう。 お問い合わせは、労働局就業促進課まで。