令和7年度から帯状疱疹予防接種が定期接種化！知っておくべきこと

令和7年度から、帯状疱疹の予防接種が予防接種法に基づく定期接種となります。接種は義務ではなく、効果・安全性について理解した上で判断してください。

帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルス再活性化による病気で、70歳代の発症が多いです。 主な症状は帯状に現れる痛みを伴う水疱で、後遺症として帯状疱疹後神経痛が残る場合もあります。

予防接種には「ビケン」（1回接種、皮下注射）と「シングリックス」（2回接種、筋肉内注射）の2種類があり、接種方法や効果、副反応が異なります。医師と相談の上、適切なワクチンを選択しましょう。

「シングリックス」の方が帯状疱疹後神経痛予防効果が高いと報告されています（接種後3年時点で9割以上）。一方、「ビケン」はより安価です。

接種前に発熱や重篤な疾患がある場合、またワクチン成分のアレルギーがある場合は接種できません。その他、心臓血管系疾患など基礎疾患のある方は医師に相談が必要です。

安城市では令和7年度に65歳以上の方などを対象に接種券を4月10日に発送します。接種期限は令和8年3月31日です。自己負担金はワクチンによって異なります（ビケン：2,500円、シングリックス：1回6,500円）。

接種には予診票兼接種券、個人負担金が必要です。 詳細は安城市保健センター（0566-76-1133）へお問い合わせください。 任意接種として既に接種済みの場合の取扱いなど、詳細は本文をご確認ください。