東京都 町田市  公開日: 2025年09月14日

町田の「お殿さま」物語:江戸時代の領民と旗本の知られざる関係

町田市立自由民権資料館では、2025年10月4日(土)から12月21日(日)まで企画展「町田とお殿さま -江戸時代の領民と領主-」を開催します。

本展では、江戸時代、町田市域に知行地を持っていた37家の旗本(将軍家直属の家臣)と領民との関係に焦点を当てます。 旗本は江戸に住みながら、町田の領民から年貢を受け取る一方、領民は旗本からの様々な要求に応える必要がありました。しかし、単純な支配・被支配の関係ではなく、領民が旗本に意見や要求をするなど、双方向の交流があった側面も紹介されます。

展示は前期(10/4~11/9)、後期(11/15~12/21)に分かれ、16世紀末から明治初期までの260年以上にわたる歴史を、市域に残された史料を通して分かりやすく解説します。

関連イベントとして、旗本と領民の関係をテーマにした記念講演会2回と、市内史跡をめぐるフィールドワーク2回が予定されています。 また、家紋を使った缶バッチ作り体験も実施されます。 各イベントの詳細は、資料館ホームページ等でご確認ください。
ユーザー

興味深い企画展ですね。江戸時代の町田と旗本との関係、単純な支配被支配ではなく双方向の交流があったという点に注目しました。特に、領民が旗本に意見や要求をしていたという部分、当時の社会構造や人々の意識を知る上で貴重な視点だと思います。前期と後期で展示内容が変わるようなので、両方足を運んでみたいですね。家紋のバッジ作り体験も魅力的です。

そうですね、なかなか普段は知ることのできない、江戸時代の町田のリアルな姿が垣間見える企画展だと思います。領民と旗本の関係性が、単なる上下関係ではなく、より複雑で多様なものだったという点、歴史の教科書では学べない部分ですよね。女性の方のおっしゃる通り、展示内容が前期と後期で変わるのは、二度楽しめる工夫で素晴らしいですね。家紋のバッジ作り、お子様連れのご家族にも人気が出そうですね。ぜひ、楽しんでいらしてください。

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