永平寺町のパートナーシップ宣誓制度：安心して暮らせる町を目指して

福井県永平寺町は、性的少数者を含む全ての人が安心して暮らせる町を目指し、2023年11月27日よりパートナーシップ宣誓制度を開始しました。この制度は、性的少数者である2人が互いを人生のパートナーと宣誓し、町がその関係を証明する「パートナーシップ宣誓書受領証」を交付するものです。法律上の効果（婚姻や相続など）はありませんが、町内での生活において、パートナーシップ関係を証明する役割を果たします。

宣誓には、双方が成人であり、いずれかが町内に住所を有するか3ヶ月以内に転入予定で、配偶者や他のパートナーがいないことなどの要件があります。手続きは、原則5日前までに電話またはメールで予約が必要です。宣誓書、必要書類を準備し、窓口へ持参または郵送します。

この制度は、町民の生活を支援するものであり、町は制度の活用を促進し、理解を深めるための取り組みも行っています。 2025年9月1日時点で1件の宣誓がされています。詳細は、永平寺町役場総務課（0776-61-3941）にお問い合わせください。関連書類は町のホームページで確認できます。