要注意！繁殖力旺盛なナガミヒナゲシ：特徴と駆除方法

ナガミヒナゲシは、4～5月にオレンジ色の花を咲かせるヨーロッパ原産の一年草です。特定外来生物ではありませんが、繁殖力が強く、他の植物の生育を阻害する可能性があります。茎や葉にはアルカロイドという植物毒が含まれており、皮膚の弱い人はかぶれる可能性があるので注意が必要です。

特徴は、オレンジ色の4枚の花弁、細かく切れ込んだ葉、硬い毛が生えた15～60cmの茎、長さ約2.5cmの細長い果実、1つの果実に約1600粒の種子（未熟な種子でも発芽）です。

駆除する際は、手袋などを着用し、種ができる前に抜き取るか、種が拡散しないよう注意して処理してください。抜き取った後はビニール袋に入れ、2～3日天日干しして枯死させ、燃えるゴミとして処分します。 皮膚への接触には注意しましょう。