静岡県で始まった！生物多様性保全活動レポート～里山を守る取り組み～

静岡県裾野市で、「ふじのくに生物多様性地域戦略推進パートナーシップ協定」に基づく初めての生物多様性保全活動が行われました。

特定非営利活動法人里山会公文名ファイブ、株式会社静岡銀行、そして「小さな親切」運動静岡県本部など約20名が参加し、水田周辺の生き物観察と除草作業を行いました。

水田や水路では、オタマジャクシ、カエル、ドジョウ、ハヤなど多様な生き物が確認され、参加者は自然と触れ合いながら生物多様性の大切さを実感しました。

除草作業では、農薬を使わず、手作業とチェーン除草機を用いて水田の保全に努めました。里山会公文名ファイブは、環境保全活動の一環として稲作を行い、農薬不使用にチャレンジしているとのことです。

この活動は、耕作放棄地の増加や水路のコンクリート化といった問題が生物多様性に及ぼす影響を改めて認識させる機会となりました。 地域住民や企業が連携して行うこの取り組みは、静岡県の豊かな自然を守り、未来へと繋げる重要な一歩と言えるでしょう。 今後も継続的な保全活動が期待されます。