豪雨から浄化槽・くみ取り便槽を守る！効果的な浸水対策と緊急時対応

近年増加する豪雨災害から浄化槽・くみ取り便槽を守るため、事前の対策が重要です。主な被害は、雨水浸水、水位上昇による破損、マンホール蓋外れ、ブロワー破損、消毒剤流出などです。

くみ取り便槽は、蓋にブルーシートや土嚢で浸水を防ぎましょう。浄化槽は、マンホール蓋のロック確認、ブロワーの移動・保護、配管への土砂流入防止（ビニール袋やテープ）、逆流防止弁の設置、消毒筒の固定などを行いましょう。ブロワーを移動する際は、復旧時のために写真で配管の位置を記録しておきましょう。

浸水後は、水が引いたら速やかに元の状態に戻してください。浄化槽内の酸素は2日程度であればなくなる心配はありません。

土嚢の貸し出し制度もありますので、必要であれば各自治体にご確認ください。 詳細な情報は、海南市環境課（073-483-8456、kankyo@city.kainan.lg.jp）までお問い合わせください。