カスハラ対策、全企業義務化！職場を守るための必須知識

2025年9月10日現在、カスタマーハラスメント（カスハラ）対策が全企業で事実上義務化されました。厚生労働省のマニュアルによると、カスハラとは、顧客からのクレーム・言動で、要求の内容や手段・態様が社会通念上不相当で、労働者の就業環境を害するものと定義されます。

具体的には、暴行・脅迫などの身体的・精神的攻撃、威圧的な言動、執拗な言動、差別・性的な言動などが該当します。商品交換や謝罪要求も、内容によっては不相当と判断される場合があります。

企業は、カスハラや求職者へのセクハラ防止のための雇用管理措置を講じる必要があります。具体的な対策については、厚生労働省作成の「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」(PDF)をご確認ください。マニュアルや相談窓口の情報は、兵庫労働局（078-367-0850）にお問い合わせください。