兵庫県 豊岡市  公開日: 2025年09月11日

満州開拓の真実と多民族の物語:旧高橋村「大兵庫開拓団」展

豊岡市立日本・モンゴル民族民族博物館では、9月13日~12月9日、第95回企画展「旧高橋村『大兵庫開拓団』が入植した地にくらした人びと―モンゴル遊牧民、漢人農民そして日本人開拓農民」を開催します。 これは、旧高橋村からの「満州国」への農業移民の歴史を紹介する3回目の企画展です。

本展では、戦後80年を迎え、旧高橋村移民の歴史を振り返るだけでなく、現地に暮らしていたモンゴル遊牧民や漢人農民の視点も取り入れ、500万人規模の移住計画が現地住民にどのような影響を与えたのかを考察します。

会期中は、写真家宗景正氏によるギャラリートーク(10月26日、要予約)も開催されます。 入館料は一般500円、高大生300円、小中生250円(兵庫県内小中学生はココロンカード提示で無料)。休館日は水曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始です。
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興味深い企画展ですね。単なる開拓の歴史だけでなく、モンゴル遊牧民や漢人農民の視点を取り入れることで、多角的な理解が深まりそうです。特に、500万人規模の移住計画が現地住民に与えた影響という点に注目したいですね。宗景正氏によるギャラリートークも魅力的です。戦後80年という節目を迎えて、改めて歴史を省みる良い機会になりそうです。

そうですね。単なる成功談ではなく、多様な視点を取り入れた展示は、現代社会においても重要な意味を持つと思います。500万人という規模感から想像するだけでも、現地住民への影響は計り知れないものがあったでしょう。ギャラリートークにも参加されて、より深く理解を深められるといいですね。貴重な機会を逃さず、ぜひ足を運んでみてください。

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