和光市マンション管理計画認定制度：管理組合の負担軽減とマンション価値向上を実現

和光市は、マンションの管理適正化を推進するため、令和7年10月1日より「和光市マンション管理計画認定制度」を開始します。この制度は、管理組合の運営、管理規約、経理、長期修繕計画などが一定基準を満たすマンションを認定するもので、国が定めた指針に準拠しています。

認定を受けるメリットとして、良質な管理水準の維持、市場価値の向上、区分所有者の管理意識向上、管理の適正化に向けた主体的な取り組みの促進などが挙げられます。また、住宅金融支援機構の融資金利引下げや、マンション長寿命化促進税制の対象となるなどの経済的なメリットもあります。

認定申請は、公益財団法人マンション管理センターのシステムを利用して行い、市への手数料は無料です。ただし、センターへの審査料やシステム利用料は必要となります。認定の有効期間は5年で、更新も可能です。

対象は和光市内の分譲マンションで、賃貸マンションや販売前の新築マンションは対象外です。新築マンションについては、公益財団法人マンション管理センターの予備認定制度があります。

制度に関する相談は、一般社団法人日本マンション管理会連合会や、公益財団法人マンション管理センターに問い合わせることが可能です。詳細については、和光市都市整備部建築課へお問い合わせください。