和光市、マンション管理の適正化に向けた10カ年計画を発表！

和光市は、高齢化や高経年化が進むマンションの管理課題に対応するため、「和光市マンション管理適正化推進計画」を策定しました。令和7年度から令和16年度までの10年間、市内172棟のマンションの管理適正化を推進します。

計画策定の背景には、マンション居住者の増加と、管理組合の機能不全や資金不足といった問題があります。この計画では、マンション管理士による相談会や情報交換会の実施に加え、令和6年度に実施した市内全マンション調査の結果を踏まえた具体的な取り組みを推進します。

特に、令和7年10月には「和光市マンション管理計画認定制度」を開始します。これは、管理組合の運営・管理規約・経理・長期修繕計画などが一定基準を満たすマンションを市が認定する制度で、認定マンションは市場価値向上や固定資産税の特例措置、融資金利引き下げなどのメリットが期待できます。

この計画は、マンションの適切な管理を促進し、将来的な管理不全の予防、ひいては居住環境の維持・向上を目指すものです。