三重県 亀山市  公開日: 2025年09月12日

亀山市で始まる「マイナ救急」:迅速で的確な救急搬送を実現

亀山市消防本部は、令和7年10月1日から「マイナ救急」を開始します。マイナ救急とは、救急隊員が傷病者のマイナ保険証(健康保険証として利用登録したマイナンバーカード)から医療情報(過去の受診歴、服用薬など)を閲覧するシステムです。

これにより、傷病者の情報収集にかかる時間を短縮し、正確な情報を迅速に把握できます。 具体的には、かかりつけ医や服用薬の確認が容易になり、搬送先の病院選定や適切な応急処置、搬送先の病院での治療準備がスムーズになります。

マイナ救急の実施には、傷病者がマイナンバーカードを所持し、健康保険証利用登録をしていること、そして同意を得ることが条件です。重篤な状態などで同意が得られない場合は、状況に応じて情報閲覧が行われる場合があります。

より迅速で的確な救急搬送のため、マイナ保険証の携行にご協力ください。マイナンバーカードまたはマイナ保険証をお持ちでない方は、亀山市ホームページで申請方法をご確認ください。
ユーザー

マイナ救急、画期的なシステムですね。救急医療の現場では、一刻を争う状況も多いですから、迅速な情報収集は患者の救命率向上に大きく貢献すると思います。ただ、プライバシー保護の観点からも、情報管理の厳格な運用が不可欠だと感じます。システム導入によるメリットと、データセキュリティの両面をしっかりバランスさせていく必要があるのではないでしょうか。

そうですね。仰る通り、プライバシー保護は非常に重要な点です。亀山市消防本部も、個人情報の厳格な管理体制を構築し、情報漏洩防止に万全を期すと発表しています。もちろん、システムの利便性とセキュリティの両立は難しい課題ですが、国民の安心安全のために、関係各所が連携して取り組んでいく必要があると考えています。ご懸念、ありがとうございます。

ユーザー