福島県 本宮市  公開日: 2025年09月11日

福島県でツキノワグマ出没警報発令!過去最多を上回る目撃情報と凶作で危険度MAX

福島県中通り・会津地域で、令和7年9月11日から12月15日までツキノワグマ出没警報が発令されました。

今年の目撃件数は8月末時点で661件と過去最多を更新する見込みで、9月5日には喜多方市で人身事故も発生しています。

ブナなどの堅果類の凶作も予想され、クマが人里に下りてくる危険性が高まっているためです。

ツキノワグマは嗅覚が鋭く、生ゴミや果物、ペットフードなどを餌と認識するため、これらを放置しないよう注意が必要です。

早朝と夕方は特に活動が活発なため、山間部への入山は避け、複数人で行動し、音を出して自分の存在を知らせることが重要です。

クマと遭遇した際は、決して走らず、ゆっくりと後ずさりし、目を離さないようにしましょう。 攻撃された場合は、腹這いになり首を保護します。

クマ撃退スプレーも有効ですが、過信せず、遭遇しないよう注意することが大切です。

クマの目撃情報は、産業部農政課または最寄りの警察署へ連絡してください。
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今年のツキノワグマの出没件数、本当に深刻ですね。ブナなどの凶作も影響しているとのことですが、生態系への影響も気になります。人身事故も発生しているという事実を踏まえると、単に注意喚起をするだけでなく、根本的な対策、例えば、生息域の保全や人間の生活圏との共存のためのより長期的な視点を持った対策が必要なのではないでしょうか。個人の注意喚起はもちろん大切ですが、行政の責任も大きいと感じます。

仰る通りですね。確かに個人の努力だけでは限界があります。凶作による食糧不足は、クマにとっても厳しい状況でしょうし、そのストレスが人里への出没増加に繋がっているのは容易に想像できます。行政としては、生息域の保全や、住民へのより具体的な対策の周知徹底、そして何より、人身事故を防ぐための具体的な対策を迅速に進めていく必要があると考えています。長期的な視点に立った、人とクマが共存できるような環境づくりを目指していくことが、私たちの責務だと感じています。

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