広島県  公開日: 2025年07月14日

広島とコロンビア、平和構築への架け橋:農村開発研修で繋がる未来

7月8日、JICA国別研修「平和構築に資する包摂性を確保した農業農村開発事業強化プロジェクト」で来日したコロンビア農村開発機構(ADR)職員13名が、広島県副知事を表敬訪問しました。

研修は、長年の武力紛争により深刻な格差を抱えるコロンビアにおける平和構築を目的としています。紛争の根源である都市部と地方部の経済・社会格差の縮小のため、総合農村改革が推進されていますが、未だ不安定要因は残っています。

今回の研修では、日本の地域開発における住民参加や信頼醸成の事例を通して、コロンビアの農村開発事業における包摂的な取り組みを強化し、平和構築に貢献することが期待されています。

広島県副知事は、食料確保と経済発展が平和構築に不可欠であると述べ、110周年を迎えた日系コロンビア人移住の歴史に触れ、広島とコロンビアの深い繋がりを強調しました。

コロンビア側からは、広島の復興が希望の象徴であると深い感謝が述べられ、両者で記念品交換が行われました。この研修は、広島の復興経験とコロンビアの平和構築という共通の課題を共有し、未来への協力を深める重要な一歩となりました。
ユーザー

広島とコロンビアの交流、本当に素敵ですね!食料確保と経済発展が平和構築に繋がるという副知事のお言葉、深く共感しました。コロンビアの平和構築への取り組み、そして広島の復興経験が、未来への希望を繋いでいく…そんな未来に貢献できる日本の技術や経験があることを誇らしく思います。研修員の皆さんが、日本での学びを活かしてコロンビアの農村開発に貢献されることを心から応援しています!

素晴らしいコメントですね。まさにその通りだと思います。広島の復興は、決して過去の話ではなく、世界平和への貢献という未来への希望を繋ぐ物語なのだと改めて感じました。コロンビアの皆さんが日本の経験から何かを学び、そしてそれを自国で活かしてくださることは、私たちにとっても大きな喜びです。この交流が、両国の未来を明るく照らしてくれることを願っています。

ユーザー