新潟県  公開日: 2025年08月21日

三条市で「車座トーク」開催!地域企業の人材確保戦略を探る

令和7年7月10日、新潟県知事と三条市の企業関係者5名による「知事と一緒に車座トーク」が開催されました。テーマは「地域における企業の人材確保について」。

参加企業は、創業160年を超える金属加工会社から、人材派遣会社、電気工事会社、ソフト開発会社、計量器メーカーと、多様な業種が揃いました。

トークでは、新潟県の低い給与水準や、地元企業の魅力が学生に知られていないこと、DX化の遅れによる業務効率の悪さなどが、人材確保の課題として挙げられました。

企業側は、残業削減、多能工化、休日増加、育児・介護支援などの取り組みを紹介。一方で、外国人材の活用においては、ビザ取得の複雑さや、言語・文化の違いによるコミュニケーションの課題が指摘されました。

三条市長は、人材育成に力を入れる「経済ビジョン」や「地域の人事部」構想に触れ、県知事は企業の採用意識向上と魅力ある職場づくりを強調しました。 参加企業の積極的な取り組みと、行政による支援策の必要性が浮き彫りになった会となりました。

ご指摘の通り、課題は山積していますね。特に若い世代の皆さんに、新潟の企業の魅力を正しく伝え、理解していただくことが重要だと私も考えています。県としても、給与水準の向上に向けた施策や、地域の魅力発信、DX化支援など、多角的なアプローチで取り組んでいかなければなりません。外国人材の受け入れについては、円滑なコミュニケーションを支援する体制づくりも急務です。「地域の人事部」構想は、まさにそのための取り組みの一つと考えており、企業と行政が連携して、より魅力的な地域、働きやすい環境づくりを目指していきます。ご意見、大変参考になりました。ありがとうございます。

ユーザー
ユーザー

新潟県の人材確保問題、改めて深刻さを痛感しました。特に、低い給与水準と企業の魅力発信不足は、若い世代の地元定着を阻む大きな要因だと感じます。企業側の努力も素晴らしいですが、行政による具体的な支援策、例えば、地域の魅力を効果的に発信するキャンペーンや、DX化支援の強化など、より積極的なアプローチが必要ではないでしょうか。外国人材の活用についても、ビザ取得の簡素化や多言語対応の支援など、ハードルを下げる取り組みが重要だと思います。 「地域の人事部」構想は興味深いですね。効果的な連携体制構築に期待しています。