海老名市飲食店でのノロウイルス食中毒発生、営業禁止処分

神奈川県海老名市内の飲食店「大衆酒場 手羽先特急」で食中毒が発生し、9月11日、厚木保健福祉事務所は営業禁止処分を行いました。9月1日から3日にかけて同店を利用した10名（男性6名、女性4名）が嘔吐、下痢、腹痛などの症状を訴え、患者4名と調理従事者1名の便からノロウイルスが検出されました。 症状や潜伏期間からノロウイルスによる食中毒と断定され、同店は9月10日から自主的に営業を自粛していました。原因食品は調査中ですが、提供されたメニューはお通し（カレー味のポテトサラダ）、手羽先唐揚げ、炙りしめさば、炙り明太子などです。 入院者はなく、患者は快方に向かっています。神奈川県は、ノロウイルス感染予防のため、手洗い、調理器具の消毒、食品の適切な加熱などを呼びかけています。