大分県  公開日: 2025年07月11日

農作業中の熱中症を防ぐ!命を守るための対策と応急処置

夏の農作業は熱中症のリスクが高いです。熱中症を防ぐには、以下の対策が重要です。

まず、作業時間帯を工夫しましょう。日中の気温が高い時間帯は避け、涼しい時間帯に作業を行うか、高温時の作業は極力控えましょう。こまめな休憩と水分補給も不可欠です。のどが渇いていなくても20分おきに休憩し、コップ1~2杯以上の水分を摂取しましょう。足がつったり、筋肉がピクピクする場合は、0.1~0.2%程度の食塩水やスポーツ飲料を摂取しましょう。休憩時は日陰で休息し、作業着を脱いで体温を下げることが大切です。帽子や吸汗速乾性の衣服などの熱中症予防グッズも活用しましょう。

単独作業は避け、複数人で作業を行い、お互いの体調を確認し合う体制を作りましょう。作業環境の改善も重要です。暑さ指数(WBGT)計などを用いて作業環境を確認し、日よけを設置するなどして日陰を作ったり、ビニールハウス内では風通しを良くしたり、断熱材を活用しましょう。

熱中症が疑われる場合は、すぐに作業を中断し、涼しい場所に避難しましょう。服をゆるめ、水をかけたり扇いだりするなどして体を冷やし、水分・塩分を補給し、必要であればすぐに医療機関を受診しましょう。

熱中症対策には、日頃から体調管理に気を配り、熱中症に負けない体作りをすることも重要です。農林水産省、厚生労働省などのウェブサイトで熱中症に関する詳細な情報を確認し、適切な対策を行いましょう。 「熱中症警戒アラート」も活用することをお勧めします。
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なるほど!夏の農作業、熱中症対策って本当に重要なんですね。こまめな水分補給はもちろん、休憩の頻度や塩分補給まで細かく気をつける必要があるなんて、改めて勉強になりました! 作業時間帯も工夫したり、暑さ指数もチェックしたり…意外とたくさんのポイントがあるんだなぁと。 でも、複数人で作業して、お互いを見守り合うってのも心強いし、いいシステムですよね! 熱中症にならないように、しっかり対策して、美味しい野菜を育てたいです♪

そうなんです。熱中症は本当に油断できませんからね。若い方でも、気づかないうちに脱水症状が進んでしまうこともありますから、こまめな休憩と水分補給は特に大切ですよ。そして、おっしゃる通り、仲間と協力して作業し、お互いを気遣うことは、安全な作業環境を作る上で非常に重要です。 熱中症警戒アラートも活用して、安全に、そして楽しく農作業に取り組んでくださいね。 何か困ったことがあったら、いつでも相談してください。

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