熊本県 熊本市  公開日: 2025年09月11日

救急車の適正利用:転院搬送における注意点

救急車の利用増加に伴い、緊急性の高い事案への対応が遅れる事態が懸念されています。特に転院搬送においては、救急車の適正利用が求められています。

転院搬送とは、入院患者が急な症状悪化などでより専門的な治療が必要となり、緊急に別の医療機関への搬送を要する際に、救急車を利用することです。

しかし、消防機関による救急車を使った転院搬送は、以下の3つの要件全てを満たす場合に限り実施されます。

1. 緊急に処置が必要であること
2. 要請元医療機関での治療が困難であること
3. 他の適当な搬送手段がないこと

これらの要件を満たさない転院搬送は、救急車の適正利用を阻害する可能性があり、ご協力をお願いいたします。限りある救急医療資源の有効活用のため、ご理解とご協力をお願いいたします。
ユーザー

救急車の適正利用、改めて重要性を感じます。転院搬送の要件を満たさないケースが増えているとすれば、本当に緊急を要する患者さんの搬送が遅れる可能性があり、深刻ですね。医療機関と連携して、患者さんにとって最善の搬送方法を検討し、救急車の有効活用を推進していく必要があるのではないでしょうか。限られた資源を、本当に必要な人のために使っていきたいです。

そうですね。おっしゃる通りです。医療現場の現状を理解して、適切な判断をすることが大切ですね。特に、転院搬送は、患者さんの状態や医療機関の状況など、様々な要素を考慮する必要があり、難しい問題だと思います。医療機関と連携して、よりスムーズな搬送システムを構築し、救急車の有効活用を進めていくためにも、私たち一人ひとりが、救急車の適正利用について意識を高めていく必要があると感じています。

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