愛知県は7月11日、名古屋港水族館と希少野生動植物種の保護保全に関する協定を締結しました。これは、東山総合公園、碧南海浜水族館、豊橋総合動植物公園に続く4例目の協定締結となります。

協定の内容は、希少種の生息情報や飼育技術などの共有、生息域内外の保全活動、野生復帰への取り組み、人材育成、普及啓発活動など多岐に渡ります。

具体的には、絶滅危惧IB類のアカウミガメや準絶滅危惧のスナメリなどの保護保全に力を入れる予定です。 名古屋港水族館が持つ専門知識と飼育技術、そして愛知県の行政力と連携することで、希少種の保全活動が大きく前進すると期待されています。 この協定は、愛知県の生物多様性保全に向けた取り組みをさらに強化し、未来世代への貴重な自然遺産の継承に大きく貢献するものと期待されています。 協定を通じて、希少種の保護に関する情報発信も強化され、市民の理解と協力を促進していく予定です。