令和8年分 年金受給者の扶養親族等申告書提出について：重要事項まとめ

日本年金機構は、令和8年分の「扶養親族等申告書」を、令和7年9月10日より対象者に順次送付しています。この申告書は、令和8年2月以降の年金からの所得税源泉徴収に必要な書類です。

対象者は、老齢年金等（老齢福祉年金を除く）の受給者で、年金額が一定額以上の方です。金額は年齢によって異なり、65歳未満は155万円以上、65歳以上は205万円以上です。また、退職共済年金受給者で老齢基礎年金受給者の方は、退職共済年金額が127万円以上の場合が対象です。

申告書は紙または電子申請で提出可能です。マイナポータルとねんきんネットを連携している方は、マイナポータルから電子申請できます。電子申請の場合、紙の提出は不要です。

源泉徴収の対象とならない方、または各種控除に該当しない方は、申告書の提出は必要ありません。ただし、年金が源泉徴収対象外でも、個人住民税の申告が必要な場合があります。詳細は、年金機構のウェブサイトをご確認ください。

申告書に関する問い合わせは、扶養親族等申告書お問い合わせダイヤル（0570-081-240）または府中年金事務所まで。