大分県では、消費者基本計画でガソリン価格の店頭表示率65％を目指していますが、最新の調査では38.5％にとどまっています。この現状を改善するため、県は5月19日から6月20日にかけて県内372店舗の給油所を対象にアンケートを実施しました。回答を得られたのは164店舗（回答率44％）で、その結果が公開されています。詳細なデータはPDFファイル（287KB）で確認できますが、現状では目標達成には程遠いことが明らかになりました。県は現在、第5次消費者基本計画策定に向け、県民向けアンケートも実施中で、ガソリン価格の店頭表示に関する意見も募集中です。この調査結果は、今後のガソリン価格表示率向上に向けた施策検討の重要な材料となるでしょう。より多くの消費者が価格を比較しやすくするため、県は関係事業者と連携し、表示率向上に向けた取り組みを強化していく予定です。 ご意見ご感想は、大分県消費生活・男女共同参画プラザ（097-534-2038）までお寄せください。