令和7年5月の北海道における消費者物価指数は、前月比0.1%上昇の113.9となりました（令和2年基準）。

10大費目をみると、電気代（4.2%上昇）やガス代（1.8%上昇）を筆頭に光熱・水道費が大きく上昇した一方、野菜・海藻（△3.3%）、飲料（△2.8%）など、食料価格の一部は下落しました。 家具・家事用品や交通・通信費も下落傾向が見られました。

前年同月比では3.9%の上昇で、特に光熱・水道費（7.0%上昇）の上昇が目立ちました。一方、教育費は12.6%も減少しています。

生鮮食品では、果物価格が上昇した一方、魚介類や野菜は大幅に下落しました。全体として、エネルギー価格の高騰が物価上昇に影響を与えている一方で、食料品価格の変動が複雑な状況を反映していると言えます。

このデータは、札幌市など道内10市町の小売物価統計調査に基づいており、詳細なデータは総務省統計局ホームページで確認できます。 電気代の高騰や食料価格の変動など、生活に直結する項目の動向に注目し、今後の家計管理に役立ててください。