地域を守るヒーローたち！消防団の活動と入団について徹底解説

消防団は、地域住民の生命・身体・財産を守るため、市町村が設置する消防機関です。消防署と協力して火災や災害への対応、防災啓発活動など幅広く活動しています。活動内容は消火活動、救助活動、警戒巡視、避難誘導など多岐に渡り、地域の実情に合わせて「機能別団員・機能別分団制度」を導入している市町村もあります。

消防団員は非常勤の地方公務員で、給与はありませんが、出動手当や年報酬、退職報償金が支給されます。制服や作業服も貸与され、公務災害補償制度もあります。岐阜県では約2万人が活動しており、その多くはサラリーマンです。入団資格は概ね18歳以上の健康な人で、市町村在住または勤務者であれば可能です。女性や学生も活躍しており、近年は団員数の減少が課題となっています。

消防団員になると、消防設備士や危険物取扱者の試験の一部免除など、様々な優遇措置があります。事業主向けには、従業員に多くの消防団員がいる場合、国や県、市町村による様々な優遇制度があります。地域貢献と防災力の向上に繋がる消防団活動への参加を検討してみてはいかがでしょうか。詳細はお住まいの市町村にお問い合わせください。