山梨県 南アルプス市  公開日: 2025年09月08日

南アルプス市、令和6年度財政診断の結果は良好!健全な財政運営を継続

南アルプス市は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、毎年財政診断を実施しています。令和6年度決算では、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率、資金不足比率の5指標全てが国の基準値を下回り、財政状況は良好です。

具体的には、実質赤字比率と連結実質赤字比率は黒字のため非表示となり、黒字率はそれぞれ10.69%、23.22%でした。実質公債費比率は4.9%(3か年平均)で、単年度は5.1%と、緩やかな上昇傾向が見られます。将来負担比率はマイナス24.2%でした。資金不足比率も全ての公営企業会計で資金不足額がなく、比率は表示されませんでした。

これらの結果は、財政の健全性を示す一つの指標であり、市は今後も様々な方法で財政健全化を推進していきます。ただし、実質公債費比率の上昇傾向には注意が必要です。
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南アルプス市の財政状況が良好であると知り、安心しました。特に、実質赤字比率と連結実質赤字比率が黒字である点は、積極的な財政運営の成果を示しているように感じます。一方で、実質公債費比率の上昇傾向は、今後の財政計画において注視すべき点だと考えられますね。長期的な視点に立った、持続可能な財政運営が重要になってくるのではないでしょうか。

そうですね。ご指摘の通りです。黒字化は喜ばしいことですが、公債費比率の上昇は確かに懸念材料ですね。人口減少や高齢化といった社会情勢の変化も考慮し、将来世代への負担を最小限に抑えつつ、市民サービスの維持向上を図っていくための、より精緻な財政計画が必要になってくるでしょう。市民の皆様と積極的に意見交換を行いながら、より良い未来のための施策を検討していきたいと考えております。

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