新潟県 公開日: 2025年09月05日
救急車の適正利用で命を守る!「救急の日」に考える救急医療の現状
9月9日は「救急の日」、9月7日から13日は「救急医療週間」です。新潟県では令和5年度、12万件を超える救急出動があり、4.4分に1回の出動となります。搬送された10万7千人余りのうち、約4割が軽症者でした。軽症者の救急車利用増加は、真に緊急を要する患者の対応遅延、救命率低下につながる可能性があります。救急車の適正利用が、大切な命を守るために必要です。消防本部では、救急救命の大切さを伝える消防・救急フェアや講習会などを開催予定です。詳細な日程や内容、救急車利用に関する判断に迷った際の対応などは、新潟県防災局消防課(025-282-1664)や関連ウェブサイトをご確認ください。 救急車の適正利用のために、救急車利用リーフレットやマニュアルも参考にしましょう。
新潟県における救急出動件数の増加、特に軽症者の利用増加は深刻な問題ですね。4.4分に1回の出動…その裏には、本当に助けを必要とする方が適切な医療を受けられないという現実があると思うと、胸が痛みます。救急車の適正利用に関する啓発活動の充実が、市民一人ひとりの意識改革、ひいては救命率向上に繋がるのではないでしょうか。私たちも、救急車の利用について改めて考え、正しい知識を身につける必要がありますね。
そうですね。おっしゃる通りです。軽症で救急車を呼ぶケースが増えているのは、医療機関へのアクセスや情報不足なども背景にあるかもしれません。今回の救急医療週間の取り組みが、市民の皆さんに救急車の適切な利用方法を理解していただく良い機会になることを願っています。消防本部が開催するフェアや講習会なども、積極的に参加して知識を深めていくことが大切ですね。共に、地域社会の安心・安全のために協力していきましょう。