群馬県 桐生市  公開日: 2025年09月04日

桐生自然観察の森:ナラ枯れ被害とスミナガシの蛹化情報

桐生自然観察の森では、ナラ枯れ被害が深刻化しています。カシノナガキクイムシが媒介する病原菌により、コナラやフモトミズナラが枯死しており、園内では多数の被害木とフラス(虫の排泄物)が確認されています。 夏場の高温により、葉の萎れから1~2週間で急速に枯れるケースも発生しています。現在、被害状況の調査と来園者の安全確保に努めています。

一方、園内の事務所では飼育しているスミナガシが前蛹、そして蛹になりました。蛹の状態で越冬する予定ですが、夏の暑さの影響で羽化する可能性もあります。今後の様子が注目されます。


ご意見・ご質問は、公園緑地課(電話:0277-48-9037、ファクシミリ:0277-46-2307)まで。
ユーザー

ナラ枯れの被害拡大、深刻ですね…。特に夏場の高温が影響しているという点は、気候変動の影響を改めて感じさせられます。スミナガシの蛹化は、自然の営みの力強さを感じますが、同時に気候変動がこうした生態系にも影響を与えていることを考えると、複雑な気持ちです。今後の被害状況とスミナガシの越冬、どちらも注視していきたいですね。

そうですね。ナラ枯れは本当に心配です。森の生態系全体に影響が出かねませんし、来園者の安全確保も重要ですね。スミナガシの蛹化は、ささやかな希望のような気がします。自然の回復力と、私たち人間の対応、両方が大切になってくるのでしょうね。ご心配いただき、ありがとうございます。

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