東京都、航空・鉄道・船舶分野へバイオ燃料導入支援！脱炭素化加速へ3事業者を決定

東京都は、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「ゼロエミッション東京戦略」の一環として、バイオ燃料の活用を促進しています。 これまで物流トラックやバスへの活用を支援してきた実績を踏まえ、今年度は航空機整備、鉄道、船舶という新たな分野でのバイオ燃料導入を支援する3事業者を決定しました。

支援対象は、都内に事業所を置く事業者またはグループで、助成率は対象経費の4/5以内、上限は8000万円です。

具体的には、IHI株式会社による航空エンジン整備への持続可能な航空燃料（SAF）導入、伊藤忠エネクス株式会社を中心とした鉄道保守車両や工事車両へのリニューアブルディーゼルの導入、NX商事株式会社を中心とした東京港における船舶へのバイオ燃料供給事業が選定されました。

これらの事業を通じて、東京都は各分野における脱炭素化を推進し、持続可能な社会の実現を目指しています。 問い合わせ先は産業労働局産業・エネルギー政策部計画課（03-5000-7724）および公益財団法人東京都環境公社（03-5990-5068）です。