マイナンバー保護：特定個人情報保護評価とは？国民の信頼確保のために

特定個人情報保護評価とは、国や地方公共団体が、個人番号を含む個人情報ファイルを取り扱う際の安全性を自ら評価する制度です。個人情報の漏洩や不正利用は取り返しがつかない被害をもたらすため、事前にリスクを分析し、漏洩防止策を講じる必要があります。この評価は、そのような事前対策として重要であり、適切な保護措置を検討するためのものです。

評価では、どのような事務で、どのような目的で個人情報を取り扱うのか、プライバシー保護のためどのような対策を取っているのかを具体的に明らかにします。これは、国民への情報公開と透明性を高め、信頼を確保するためです。評価書は個人情報保護委員会ホームページで公開されています。