白井市、学校部活動の未来を拓く！地域主導型クラブへの移行計画とは？

白井市では、少子化や部活動を取り巻く環境変化に対応するため、学校部活動の「地域展開」を進めています。単なる地域移行ではなく、地域全体で部活動を活性化させることを目指しています。

具体的には、令和6年度中に市内複数部を対象に、休日活動を地域クラブに移行。令和7年度秋には全部活動への拡大を目指します。運営は民間事業者への委託を予定しており、専門性の高い指導者確保や事務局業務の効率化を図ります。

地域クラブは会費制を導入しますが、その費用は指導者への報酬や事務局運営費などに充当されます。市は、専門家による指導の質向上や、子どもたちが生涯スポーツを楽しめる環境づくりを目指しています。

地域クラブの運営は、民間事業者、指導者、事務局、協議会の4者が連携して行います。協議会の役割は、活動の適切性やニーズへの適合性などを検証し、助言を行うことです。

現在の課題として、総合型地域スポーツクラブとの連携強化や、将来的には地域主導による運営体制の構築が挙げられます。しかし、まずは民間委託による効率的な運営で、子どもたちの活動機会の確保と質の向上を目指します。会費は月額2,000～3,000円程度を想定しており、保険料も含まれます。