熊本県  公開日: 2025年09月03日

熊本県主催!建築基準法改正に対応した定期調査・検査スキルアップ講習会

熊本県は、令和7年度に建築基準法第12条関係の特定建築物定期調査・設備定期検査に関するスキルアップ講習会を複数開催します。

既存建築物の増加に伴い、安全確保のための定期調査・検査の重要性が高まっていることを受け、国土交通省告示に基づいた最新の改訂ポイントを解説する講習です。

対象は、特定建築物調査員や建築士など関係者で、適切な調査・検査の実施に必要な情報を提供することで、実務に役立つ内容となっています。

講習内容は、令和6年6月28日、令和7年1月29日に公布された告示改正を踏まえたものです。具体的には、「換気設備」「排煙設備」「可動式防煙壁」「非常用の照明装置」「常時閉鎖式防火扉」等の取り扱い、調査結果図の作成、目視検査に加えた「目視等」による検査(ファイバースコープ、赤外線装置等使用)といった最新の改訂ポイントを解説します。

開催日時と会場は、定期調査、防火設備検査、建築設備検査それぞれ異なり、6月と7月、10月に熊本県庁防災センター及び熊本県建築住宅センターで開催予定です。詳細な日時や会場、内容については、案内チラシや熊本県建築課安全推進班(Tel:096-333-2535)までお問い合わせください。
ユーザー

既存建築物の増加と安全確保の重要性という観点から、今回のスキルアップ講習会は非常にタイムリーで意義深いですね。特に、目視検査に加えた「目視等」による検査方法の解説は、実務に直結する有益な情報だと感じます。最新の告示改正内容を踏まえた具体的な事例紹介などもあれば、さらに理解が深まるのではないでしょうか。

そうですね、おっしゃる通りです。高齢化社会の進展や気候変動による災害リスクの増加などを考えると、既存建築物の安全確保はますます重要になってきています。今回の講習会では、最新の技術や知識を習得することで、より安全で安心できる社会づくりに貢献できる人材育成を目指しています。ご指摘いただいたように、具体的な事例紹介なども検討し、より実践的な内容にしていきたいと思います。貴重なご意見、ありがとうございました。

ユーザー